29年 第1回 「設備」



29_1_setubi_1_(1).png


問1
(1)
ア:⑦ 回数
イ:⑨ 四
ウ:⑫ 可聴信号
エ:⑭ D

補足
DP方式(Dial Plus方式):選択数字の数と同じ回数のパルスを作り出して数字情報を伝達する方式
PB方式(Push Button方式):低周波群4種類と高周波数群4種類から1波長ずつ選び、組み合わせて、数字情報および符号を構成し、伝達する方式。4×4=16種類の数字および符号を伝達できる

類題
26年第2回(設備)問1(1) PSTN(公衆交換電話網)における加入者線信号方式



29_1_setubi_1_(2)i.png

(2)
(ⅰ)
答え:② Bのみ正しい
解説
A:デジタル化された2進符号列の1に対して正及び負の極性の符号を交互に対応させ、0に対してゼロ電位を対応させることにより、2進符号列の直流成分を低減する符号は、一般に、CMI符号 (正:AMI符号)といわれる。

B:正しい

C:図に示す波形は、Eを電圧レベルとすると、一般に、両極RZ符号 (正:両極NRZ符号)といわれる。

補足
説明
RZ
(Return to Zero)
RZ.png1をE、[V]、0を0[V]で表す。
ビットとビットの間に必ず、0[V]の電位が入るため、タイミング同期が取りやすい特徴がある。
NRZ
(Non Return to Zero)
NRZ.png1をE[V]、0を0[V]で表す。RZと違い、ビットとビットの間に0[V]は入らない。そのため、パルス幅が広くなり高周波成分が少なくなる
両極NRZNRZI.pngNRZを±E[V]として両極の電圧まで広げたもの。1をE[V]、0を-E[V]で表す。
AMI
(Alternate Mark Inversion code)
AMI.png0は、0[V]に固定し、1は、+E[V]と-E[V]を交互に繰り返す。
CMI
(Code Mark Inversion code)
CMI.png1ビットの信号を2ビットに拡張して送信する。0は、"01"、 1は、"11"、"00"を交互に繰り返す。


類題
26年第1回(設備)問1(2)(i) 伝送路符号の波形パターン



29_1_setubi_1_(2)ii.png

(ⅱ)
答え:③

解説
①②④正しい

③ 平衡対ケーブルを伝送媒体として電気信号を用いた伝送方式では、一般的に使用される周波数帯において、低周波成分 (正:高周波成分)ほど減衰量が大きいため、伝送路符号の低周波成分 (正:高周波成分)は少ないことが望ましい。

類題
26年第1回(設備)問1(2)(ii) デジタル化された信号を伝送路へ送出する場合の符号に対する必要条件



29_1_setubi_1_(3)i.png

(3)
(ⅰ)
答え:①

解説
① リンクステート型のルーティングプロトコルでは、平常時においては他のルータが正常に動作しているかどうかの確認にICMPパケット (正:Helloパケット)を用いており、ネットワークの状態に変更があったときにはルータが保有しているルーティング情報を交換している。

②③④正しい

補足
・ASと、IGP/EGPについて
AS(Autonomous System:自立システム)とは、統一された運用ポリシーによって管理されたネットワークの集まりと定義される。AS内部で利用されるルーティングプロトコルを、IGP(Interior Gateway Protocol)。AS間を繋ぐプロトコルをEGP(Exterior Gateway Protocol)と呼ぶ。

as.png

IGPとEGPには、下記の種類のルーティングプロトコルが存在する。
ディスタンスベクタ型リンクステート型パスベクトル型
IGPRIP、IGRPOFPF、
IS-IS
EGPBGP


・ディスタンスベクタとリンクステートの違い

ディスタンスベクタ型リンクステート型
経路の収束遅い速い
ルータの処理負荷小さい大きい
交換する情報量(必要な帯域幅)大きい小さい
更新タイミング定期的変更時
交換する情報ルーティングテーブルリンクの状態
隣接ルータの確認なしあり
ループの発生ありなし
最適経路の選定ホップ数(メトリック)インタフェイスの帯域幅(コスト値)
ネットワーク規模小規模向け大規模向け
種類RIP、IGRPOSPF、IS-IS




29_1_setubi_1_(3)ii.png

(ⅱ)
答え:②

解説
① スタティックルーティングでは、一般に、ルーティングテーブルが一度設定されると、自動的にルーティングテーブルは更新されないが、宛先のネットワークへの到達性が失われたときには、自動的にルーティングテーブルが更新される(※)(※到達性が失われても自動でルーティングテーブルが更新されることはない)

② 正しい

③ ルータは、パケットの宛先IPアドレスとルーティングテーブルを照合して一致するエントリがないとき、一般に、パケットを破棄するが、ルータにループバックアドレス (正:デフォルトゲートウェイ)の設定がされている場合にはパケットを破棄せずに他のネットワークへ転送する。

④ ルーティングテーブルは、一般に、宛先ネットワークアドレス、宛先MACアドレス(※)、メトリックなどで構成される。(※ルーティングテーブルは、MACアドレスを管理していない)

補足
スタティックルーティング(静的ルーティング):管理者が事前にルーティング情報を設定しておく方式。基本的に運用中に設定が変わることはない
ダイナミックルーティング(動的ルーティング):ルーティングプロトコルを利用して、ネットワークの状況から最適な経路をルータが自動的に算出し、その経路を使ってルーティングする方式。

デフォルトルート:ルーティングテーブルに経路がない場合に転送する経路を表す
ループバックアドレス:ホストが自分自身を示すために使われるアドレス。「127.0.0.1」が使われる。
メトリック:ルーティングテーブルにおいて、宛先までの「距離」を表すための指標。一般的にメトリックが低いルートが最適経路として選定される。

類題
28年第1回(設備)問1(3)(i) ルーティングテーブル






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