令和2年 第2回 「設備」




32_2_setubi_1_(1).png

問1
(1)
ア:⑫ 呼制御
イ:⑮ 情報転送
ウ:④ H.323
エ:⑩ プロキシサーバ

補足
H.323:VoIPやビデオ会議などで使用される標準プロトコル。現在では、同様の機能がシンプルに実装されたSIPが使われることが多い。
SIPのシステム構成
一般的に、レジストラ、プロキシサーバ、リダイレクトサーバは、1台のSIPサーバに包含されており、リクエストや状況に応じて各サーバとして動作する。ロケーションサーバは、位置情報等を保持するデータベースとしての機能を有している。
SIP_structure.png

-プロキシサーバ
プロキシサーバは、通常のセッション開始時に動作する。UACからのリクエストに対してロケーションサーバに問い合わせを行いUASの場所を特定した後、UASの呼び出しを行いセッションを確立する
SIP_proxy.png






32_2_setubi_1_(2)i.png

(2)
(ⅰ)
答え:③
解説
①②④正しい

③ 1標本当たりの符号化ディジット数を1[bit]増やすことにより、直線量子化においては、信号対量子化雑音比が3(正:6.02)[dB]改善される。


補足
PCM(Pulse Code Modulation)符号化:アナログ信号を「標本化⇒量子化⇒符号化」という手順でデジタル化する方法
・標本化(サンプリング):一定の間隔(サンプリング周期)でその時の値(標本値)を採取する
・量子化:アナログ値である標本値は無限個存在するが、それを有限個の値に区切る。量子化の過程で、ある範囲内にある標本値は、同一値になる。量子化によって情報が失われてしまう事を量子化雑音という。
・符号化:量子化によって区切られた値を、1と0のパルス値に変換する。

PCM.png

・②の計算
標本化周波数は、8kHz(1秒間に8000回のサンプリングが行われる)であり、それぞれの標本値を8bitに符号化しているので8kHz×8=64[kbit/s]となる。

類題
30年第1回(設備)問1(2)(i):音声などのアナログ信号のPCM符号化方式
25年第1回(設備)問1(2)(i):音声などのアナログ信号のPCM符号化方式




32_2_setubi_1_(2)ii.png

(ⅱ)
答え:②
解説
①③④正しい

② MPEG-1は、コンパクトディスクなどの蓄積メディアを対象とした1.5Mbit/s程度の伝送速度の動画像符号化方式であり、プログレッシブ信号及びインタレース信号に対応している。(※インタレースには未対応)

補足
MPEG(Moving Picture Experts Group):動画像の圧縮符号化技術の標準化を行うISO/IEC JTC1の専門家グループ。このグループにより、高効率の各種符号化方式が規格化されている。


・プログレッシブ方式とインタレース方式の違い
映像を映す際の走査線の走られ方の違い。プログレッシブ法式は、1フレームの画像を映すのに、上から順番に走査線を映す。インタレース方式は、1、3、5・・・と走査線を一本抜かして1フレームを描き、次のフレームでは、前のフレームで飛ばした2、4、6・・・の走査線で画像を描く。前者が、高精度な美しい映像に特化し、後者がスピード感のある映像に特化している。


inter_lass.png

・MPEG-2のレベル
LowVideoCDなどで使われる。MPEG-1と同等の画質
Main標準テレビ相当。DVD、SDTV、デジタル放送などに使用される
HighHDTVなどに使用される




類題
25年第2回(設備)問1(2)(ii):映像信号の圧縮符号化の国際標準規格



32_2_setubi_1_(3)i.png

(3)
(ⅰ)
答え:③
解説
アプリケーション層(正:トランスポート層)は、一般に、コネクションの確立や切断、転送するデータの切れ目の設定などデータ転送に関する管理を行っている。

セッション層(正:ネットワーク層)は、一般に、送信元のホストから送信先のホストまでデータを届ける役割を担い、アドレスの管理や経路選択の機能を有している。

③ 正しい

データリンク層(正:物理層)は、一般に、0と1のビット列を電圧の高低や光の点滅に変換する役割を担い、コネクタやケーブルの形状を規定している。

補足
・OSI参照モデルとそれに対応するTCP/IPのプロトコル階層モデル
OSI_r3.png



32_2_setubi_1_(3)ii.png

(ⅱ)
答え:②
解説
①③④正しい

② TCPでは、コネクションを確立するとき、一般に、ツーウェイハンドシェイク(正:スリーハンドシェイク)といわれる手順で、二つ(正:三つ)のパケットのやり取りが行われる。

補足
ポート番号:TCPおよびUDPの通信においてクライアント・サーバ間でアプリケーションを識別するための番号。16bitで構成され、0番~65535番まである。

スリーウェイハンドシェイク:TCPコネクションを確立するために、TCPクライアントとTCPサーバの間で行われる接続手順。下図のように3回のやり取りによってコネクションの確立が行われるため、こう呼ばれる。
3hand.png

・TCPヘッダ
TCP_header_3.png


・TCPとUDPの比較
TCPUDP
コネクション型
(ストリーム型)
コネクションレス型
(データグラム型)
信頼性高い低い
転送効率悪い良い
用途FTP、HTTP、SMTP、
POP3、TELNET など
TFTP、DHCP、SNMP、
NTP など







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