令和2年 第2回 「データ通信」



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問1
(1)
ア:⑬ 再配置
イ:⑫ メモリコンパクション
ウ:⑨ DAT
エ:⑤ LRU

補足
固定区画方式:メモリ上をあらかじめ一定の区画に分け、その領域にプログラムを読み込む。プログラムが区画の領域より小さい場合は、残りの区画分は使用されない
可変区画方式:プログラムの大きさに応じて、プログラムに必要な分の区画を可変的に用意して読み込む方式。
断片化(フラグメンテーション):可変区画方式により、大きさの違うプログラムの読み込みと解放を繰り替えす事により、メモリ内に断片的な空き領域が出来てしまう現象。プログラムに対して、メモリの空き容量が大きい場合でも、断片的に空き領域があるためにプログラムが実行できないことがある。
メモリコンパクション:メモリ内のプログラムを再配置し、断片化を解消することで大きな空き領域を作り出す。
DAT(Dynamic Address Translation):CPUやMMU(メモリ管理ユニット)などに設けられた論理アドレスと物理アドレスの変換機構

・ページアウトするデータの選定方法
FIFO(First In First Out):最初にメインメモリにページインしたページをページアウトする。
LIFO(Last In First Out):最後にメインメモリにページインしたページをページアウトする。
LRU(Least Recently Used):ここ最近で最も長い間利用されていないページをページアウトする。
LFU(Least Frequently Used):最も使用頻度の小さいページをページアウトする。

類題
29年第2回(データ通信)問1(1):オペレーティングシステム(OS)における主記憶管理



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(2)
答え:③
解説
① BIOSは、電源投入時にRAMから読み出されて(※)起動し、ハードウェアの基本的な設定などを行い、OSが起動した段階で制御権をOSに引き渡す。(※BIOSはマザーボード上の専用のチップに格納されており、そこから起動する)

② マザーボード上のアドレスバスは、メモリのどの位置に対して読み書きを行うかという情報を伝送するとともに、書込みや読出しなどの指示も行う(※)(※書込みや読出しは、制御バス(コントロールバス)によって行われる)
③ 正しい

④ CPUがCPUの外部に存在するメモリとデータをやり取りするためのバスは内部バス(正:外部バス)といわれ、外部ハードディスクや光学式ドライブなどとの接続に用いられる拡張インタフェースとやり取りするためのバスは外部バス(正:拡張バス)といわれる。

補足
バスの種類
データバス:データ本体のデジタル信号を伝送するためのバス(伝送路)
アドレスバス:データの所在を表すためのアドレス信号を伝送するためのバス
制御バス(コントロールバス):書き込み・読出しの指示や、そのタイミングを図るための信号を伝送するためのバス

BIOS(Basic Input Output System):PCのマザーボードに格納された軽量なソフトウェア。起動時のOSの読出しや、接続された装置への基本的な入出力を行う

内部バス:CPU内部のデータ伝送路
外部バス:CPUとメモリやHDDなどを繋ぐ伝送路
拡張バス:拡張ボードと接続しデータのやり取りをする伝送路

類題
28年第1回(データ通信)問1(2):パーソナルコンピュータの構造や機能



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(3)
答え:④
解説
① UMLは、手続き型(正:オブジェクト指向型)に基づくソフトウェア開発において、その設計法を統一して標準化した記述言語であり、図で表記される。

② UMLは、対象のシステムをビジュアル化及びモデル化して表記するためのもので、比較的小規模で簡易なシステムをモデル化する際に利用されるが、大規模で複雑なシステムでは利用できない(※大規模で複雑なシステム設計において、UMLの効果が発揮される)

③ UMLで表記法が定義されている図は、一般に、構造図及び振舞い図の二つに大別され(正:構造図、振舞い図、実装図の三つに大別され)、システムの外部から見た機能要件を表現するユースケース図は構造図に区分される。

④正しい

補足
UML(Unified Modeling Language):オブジェクト指向の分析および設計のための手法

UMLの9つの図
図の種類図の名称

構造図
クラス図
オブジェクト図




振る舞い図



ユースケース図

相互作用図
シーケンス図
コラボレーション図
ステートチャート図
アクティビティ図

実装図
コンポーネント図
配置図




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(4)
答え:②
解説
①③④正しい

② Javaサーブレットは、クライアントからのリクエストによりサーバ上で実行されるプログラムであり、同様の処理を行うCGI(正:サーブレット)がリクエストの都度スレッドを起動するのに対して、サーブレット(正:CGI)はプロセスを起動する方式であるため、効率良くCPUを動作させることができる。

補足
Java VM(Java Virtual Machine:Java仮想マシン):Javaバイトコード(Javaの実行形式プログラム)を実行するための実行環境。OS上でJava VMをインストールすることによりOSに依存しないプログラムを作ることができる

CGI(Common Gateway Interface):Webで動的なコンテンツを作成するために、Webサーバ上で、プログラムを動作させるために定められた仕様。CGIの仕様で作成されたプログラムをCGIプログラムといい、Perlで開発される事が多い。CGIでは、クライアント要求に際して毎回プロセスを起動する。

サーブレット:クライアントの要求に応じて、サーバ側で動作するサーバサイド技術。メモリに常駐して、リクエストの度にプロセスより軽量なスレッドを起動する。

・プロセスとスレッド
スレッドは、プロセスよりも細かい処理単位であり、1つのプロセス内にスレッドが複数存在する。そのため、スレッドはプロセスに比べると生成するのに処理コストが少なくて済む。

JDBC(Java Data Base Connectivity):JavaプログラムからリレーショナルデータベースにアクセスするAPI。

リレーショナルデータベース:データは2次元の表形式。場合に応じて、リレーション(結合)が可能

類題
26年第1回(データ通信)問1(4):Javaの特徴



32_2_data_1_(5).png

(5)
答え:⑤ A、Cが正しい
解説
A、C:正しい

B:分析の手法として、集計の項目に縦軸と横軸を指定して必要な2次元の面で切り出す操作はダイシング(正:スライシング)といわれ、必要な分析の軸の組合せを変えて分析の面を変える操作はスライシング(正:ダイシング)といわれる。


補足
・スタースキーマの概念図

star_skermer.png

スライシング:集計の項目に縦軸と横軸を指定して必要な2次元の面で切り出す操作
ダイシング:必要な分析の軸の組合せを変えて分析の面を変える操作
ドリリング:データを詳細に展開したり大枠に戻したりする操作。大枠から詳細に展開することをドリルダウン、その逆をドリルアップという。

類題
26年第2回(データ通信)問1(5):大量のデータを蓄積しその関連性を分析する多次元データウェアハウス







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